人と街とモノをツナゲル つながる図鑑

ひとの想い

【リアル化女子】ごみ拾い活動グループGoodNews代表の奥様 中島加奈子さん

profile
中島加奈子(なかしま かなこ)
ごみ拾い活動グループGoodNews代表妻
1984.9.18生 鳥栖市在住
塩原小>国分小>学業院中>筑陽学園高>久留米大
社会福祉士・介護福祉士
介護職>26歳結婚>28歳長男出産>30歳双子出産
4歳男児/2歳双子女児 3児母

久留米のボランティア団体を代表するひとつ。ごみ拾い活動グループGoodNews。
来年2018年の2月で丸10年を迎えます。

長い年月をかけ、毎月定期的に筑後川流域のゴミ拾いを開催。
20・30代の若者が中心となり、生まれた街、育つ街、育てる街に還元し続けた。
2016年11月。GoodNews 久留米市顕彰表彰を受賞されました。

※2016年11月30日  久留米市顕彰表彰 GoodNews代表 中島重人さん記事

今回4人目となるリアル化女子。
「筑後川」でのごみ拾いを通して、久留米にたくさんの影響をもたらしてきたGoodNews。
代表・中島重人さんを陰で支え、この10年を共に歩んできた、妻・中島加奈子さん。

「共に生きる妻」として、リアル化を導き出すことにどんな尽力されてきたのか。
その魅力に迫ります。

2人の出逢い

夫・重人さんとの出逢いは大学生の時。同じサークルの先輩後輩となった2人。
久留米大学BBS会(ビッグブラザーズ&シスターズムーブメント)という少年少女達にとってのお兄さんやお姉さんとしての存在となり
一緒に学び・楽しむボランティア活動。保護観察中の少年少女との交流などを行なってきた。

2つ年の差があることで、あまり接点は無かったものを距離を近づけるきっかけになったのも
「ゴミ拾い」でした。

加奈子さん19歳。重人さん21歳。
「先輩達が、川でゴミ拾いをしている」という話を聞き、参加した加奈子さん。
定期的にゴミ拾いを行なうことでお互いの事を理解し想いも共有してきた。

それから4年後。重人さん、重人さんの友人、そして加奈子さん3人での、GoodNewsの立ち上げに至りました。

自分を変えてくれたこと。

超人見知りだったんです。。
今は、すこし改善してきました・・!(笑)

人前で話したり、自分のことを表現したり、表舞台に立つことが苦手と言う加奈子さん。

でも、それが年を重ねると共に、徐々に変わってきている自分を実感しているそう。
その変わるキッカケとなった出来事を恥ずかしそうに教えてくれました。

以前、私はオリジナルのホームページを作成するのに夢中になっていた時期がありました。
でも、それは作っても自分の中でしか見えないもので。
友達に見せたり、感想を聞くこともなく自分だけで楽しんでいて。

ある日、それを重ちゃん(重人さん)に見せたんです。

すると、すっごく驚いて、「加奈子、すごいよ!」って本気で褒めてくれました。

とにかく、コッチがビックリするぐらい、褒めてくれたんです。笑

こんなに素直に表現できる人、素直に人を褒めれる事ってすごい・・・ってそう思いました。

そして、それが、とっても嬉しかったんです。。

自分を変えてくれたのは、重人さんのお陰。そう語る加奈子さん。

今では何でも言い合うし、喧嘩もたくさんしますけどね!(笑)

重人さんの「素直さ」が、加奈子さんのひとつの転機となりました。

人は思いがけない言葉や表情に、一瞬にして目の前が明るく灯されるような経験があると思います。その時に受けた想いを今も自分の力と変えている。そして、それを表現できること。それ自体が素敵です。

3人のママ

人に助けられて生きていられるんだ。

長男・勇介くん(4歳)を出産し、母となり実感したこと。

その2年後に、恵美ちゃん・紗恵ちゃん(2歳)を出産。

あなた達が生まれてくるまでに、たくさんの人達が助けてくれて、支えてくれたんだよ!

これからも人に恵まれ、恵んでいける人になろうね!

そんな想いを込めて、2人に『恵』という字で想いを込めた。

『ありがとう』と『ごめんなさい』をすぐ言える子に育ってほしい。

「挨拶しなさい!」と子ども達に言いいながら、人見知りな自分のハードルを上げてることにもなるんですけどね!笑

顔にあるホクロの位置で見分ける双子ちゃんを、走り回る足を止めさせ、更に顔のホクロを確かめながら話しかける。

両手を握って、しっかり目を見て注意して。そしてまた走り回る。笑

私達取材者にも人懐っこく、愛らしい笑顔でしっかり挨拶をしてくれた恵美ちゃん・紗恵ちゃん。

加奈子さん自身が今まで生きてきた中で、ぶつかった壁を「人に支えられ」ここまで来た事。そしてその「感謝」の想いを子育ての中で伝えていこうとの想いがこの3人の兄妹に伝わり育っている事が分かりました。

加奈子さんにとってのGoodNewsとは・・

毎月第2土曜日はGoodNewsの活動日。加奈子さん、重人さんご両家も毎月のこの日を「今日はGoodNewsの日ね!」と応援してくれているそう。

もう、生活の一部になってます。活動を意識するよりも、“子育て”や“暮らし”と同じように当たり前にある、生活そのものみたいな感じです!

毎月の活動が、当たり前な生活の一部。家族の過ごし方。楽しみな1日。と、中島家にとって継続してきた活動が、自分達の暮らしとなっていました。

2018年2月で丸10年。GoodNewsから派生した活動展開も久留米市を巻き込んだ活動へと繋がってきました。

5月13日(土)筑後川で第3回カワベリング~川辺の未来を作る社会実験~記事

情熱を持って、誠意を持って活動し続ける重人さんの妻として。加奈子さんはその中で旗を振る役目ではなく、当たり前をつくる役目でした。

加奈子さんにとってのGoodNewsは「生活スタイル」子ども達を連れて当たり前にココにいる。代表として責任と情熱を持つ代表であり夫の重人さんが旗を振る姿に、妻として柔らかな風を吹かせる。

休みの日は、私よりも子ども達と遊んでくれて、しかも遊び方も上手くて!

(GoodNewsも家庭での暮らしも)私自身が楽しませてもらってます。

この言葉には、重人さんを尊重し、尊敬する気持ち。そして自分も出来る事を探しながら、楽しむ事を好奇心持って続けていくことが、「共に生きる妻」としての意識でした。

今、毎月第2土曜日のゴミ拾いでは、子ども達が「筑後川での体験」をしてもらえるように“こどもチーム”をつくりました。

ゴミ拾いだけではなく、虫捕りや魚釣りなどを体験してもらいながら、もっと家族で楽しめる第2土曜日となるように。

様々な視点で久留米の街をつくっている方々の支援により、こどもチームがスタート。

みんなでゴミ拾いをして達成感も味わえる。そして、何よりも人との出逢いがある。

色んなご家族の皆さんが、このGoodNewsの日が生活の一部になっていくような、そんな活動になっていけたら嬉しいです。

加奈子さんの夢とは?

ぶれない人になりたい。

筋が通った人に。

GoodNewsを通して、私の超人見知りが改善されてきました。

何にでも影響されやすい今の私ですが、これからはしっかりと気持ちを伝えていきながら、自分の考えに自信を持てる人になりたいです。

また、色んな経験をさせてもらいながら、私自身も成長させてもらいたいと思っています。

加奈子さんが、妻として、母として、もっともっと自分を成長させていこう!という意識が、加奈子さんのひとつの転機となった「夫の素直さ」と同様に、きっとこれからも色んな人に伝播していく「女性としての素直さ」だと感じました。

取材を終えて

子ども達と遊びながら、笑いながら取材をさせいただきました。

私が感じたことは、夫が代表としてこんな風に久留米で発展していっていることに対して、意識すぎず、自然体でいる方なんだな!と感じました。

「生活の一部」として当たり前に活動できることも、きっとその活動を継続していく中で色んな問題もあると思いますが、加奈子さんは妻・母・一人の女性として自然体でいることにご家族もお仲間もこのホッとする安心感に包まれているのではないかと、魅力が伝わってくる時間となりました。

 

取材日の夜に、夫・重人さんよりメールをいただきました。

加奈子の支えなくては
今の俺やGood Newsは無いから
その加奈子を取材してくれた事
感謝してます

 

文・企画:中村 路子
写真・編集:國武 ゆかり

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