人と街とモノをツナゲル つながる図鑑

ファッション

作り手の顔が見える「職人の技フェア」

期間限定 | 2017.09/27[水] − 2017.10/03[火]

9月27日(水)から岩田屋久留米店で始まった「職人の技フェア」にお伺いしました。
 

色鮮やかな七色のシルク【絹ぼかし染め 砧工房】

「もう、この道50年。あ、本当はまだ49年だ。」
ユーモアと情熱あふれるお話しぶりの京都 砧(きぬた)工房の佐武さん。齢74歳ということですが、ずっとお若くみえます。
 
 

虹の色は人を元気にする

店頭で、シルクを虹色に染めるところを見せていただきました。
「シュッ シュッ」という刷毛の音が響きます。
迷いのない動きは、まさに職人の技。 
 
シフォンスカーフ 55×170cm 16,200円
 
色からのメッセージを女性の方に知って欲しい。」
カラーコーディネーターの資格も取得されていて豊富な知識と経験を基に、一番映える色をパッと見つけてくださいます。
恥ずかしながら、筆者の例をご覧ください。
 
 
鏡に写りこんでいる姿をこっそり撮ってみました。スカーフ一枚ですごくオシャレに!
ちなみに、このシルクはじゃぶじゃぶ洗えるとのこと。 
なんと、有名歌手の方がステージで使うために、砧工房さんのスカーフをお求めになっているそうですよ!
 

生活に色がなかった時代を生きた同年代の女性に…

佐武さんはとても嬉しくなるときがあるそうです。それは、
 
鮮やかなスカーフに躊躇される同世代の方に『一度つけてみて』と渡し鏡で見てもらうと…
お客様はあまりのお顔写りの良さに驚き、初めて見る自分の姿にしばし見惚れてしまうのだそうです。
そのままお買い上げになることも。
そして、翌年の出店にそれを着けてきて、一言。
 
『これよりもっと派手な色のを頂戴』。
 
この一言がすごく嬉しいのだそうです。
あなたも虹色のパワーで新しい自分に出逢いませんか。
 
 

 サンゴの命を未来へ…伝統芸術・五島彫り【五島の珊瑚 出口さんご】

 
 
福江島の富江町で作られるサンゴの宝石は、明治初期から100年以上の歴史があります。
荒れることの多い富江の海ならではの良質のサンゴ宝飾がきれいに並べられていました。
 
K18赤珊瑚うめこみリング 560,000円(税抜)
サンゴをはめこむ技術は非常に難しく高度な技術を要するそうで、この指輪は
「他では見られない」至極の逸品です。
通常だとお値段がもう一桁上がることもあるそうで、広告の品でかなりお得になっております。
 
 
赤珊瑚・オニキス 三連ネックレス 285,000円(税抜)
オニキスとの組み合わせで、様々なシーンで女性を魅力的に見せてくれます。
なめらかでしっとりとした肌当たりで、高級感満載です。
 
赤は女性にとって厄除けの色。
親から子へ、子から孫へと、世代を超えて使っていきたい宝石の一つですね。

 

DEER SKIN 日本の職人ならではの技【カジノ レザーワークス】

東京の八王子に工房を構えておられるカジノレザーワークスさんは、
岩田屋久留米店の出店は3年目になるそうです。
写真正面左側の黒いカバンは、社長さんが10年使用したものを展示してしてありました。味があって素敵ですね。
 

素材は鹿革!

鹿革は、頑丈で軽くにおいもとても少ないのです。
質感はなめらかで、見た目以上に軽く他革に比べて水にも強いそうです。
 
 スマートフォンケース 5,940円
 
「裏も触ってみてください。」
ん?ふわっとした?
「少し起毛しているので、クリーナーになります。」
 
すごい!いいとこだらけのような鹿革ですが、
「扱いが難しくてミシンでは縫えず、すべて手縫いなんです。」
なんと、一針々々状態を見ながら職人さんが縫っているそうです。
 
リュックサック 90,000円(税抜)
丸二日かけてやっと一つ完成するというこちらは、体にフィットするので軽く感じます。ショルダーバッグにもなります。
 

DEER SKIN(鹿革)を扱う上でのこだわり

デリケートな商品が多いがゆえに、通信販売は行わず全て対面販売されているそうです。
心を込めて作られたお品と、なかなかお目にかかれない材質にぜひ会いに来てくださいね。
 
 

一点物の価値【オリジナル服 TATSUKO】

 
 
「ふんわりと着られるように、切り替えはあまりしていません。デザイン的にはシンプルを心掛け、落ちついた色を選んでいます。」
と、親しみやすい雰囲気でお話しくださったのは、福岡市で活動されているTATSUKOさん。
 
不思議なのですが、取材中にどの服からもエネルギーを感じました。
型紙から起こし、選び抜いたこだわりの生地で
世界に一着しかないお洋服に仕立てられていました。
 
ハーフコート 30,000円(税抜)
 
着る人への負担を減らし、羽織るだけでオシャレに。
TATSUKOさんの想いの詰まった仕立て服の着心地をぜひお試しください。
 

 

 

足の形に合わせて作る【パターンオーダー婦人靴 イナコーポレーション】

 
ずらりと並んだこの素敵な靴は、すべて見本です。
これらをベースにお客様の足にあったものを作ってくださいます。
甲高、幅広、外反母趾などの方でも疲れにくく履きやすいということで、外回りのお仕事の方や60代以上の女性からの支持がダントツに多いそう。
EEEを主流に5Eまで種類がありました。
 
日本の職人さんの良さをお尋ねしたところ、
「農耕民族であった日本人の足に合うものを、体感して作ることができること」
を挙げてくださいました。
 
 
上質の革を使用し、何年も履ける靴を提供しているイナコーポレーションさん。
10年以上もつ人も多いとか。
仕上がりに日数がかかりますが、自分の足に合わせた靴を待つ楽しみは計り知れないものがありそうです。
 

 

素敵な出店者の皆さん

全国を回られている店主の皆さんは、モノへの愛にあふれている方ばかり。
年に1回の久留米での出店を楽しみされてるようです。
 
 
「お客様もあたたかくて九州はとても好きですよ。百貨店の担当の方も親切です。」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
 
職人の技フェアは、2017年10月3日(火)までです。
作り手の顔が見える貴重なこの機会を、ぜひお見逃しなく。
エネルギーの高さに気持ちが高揚してきますよ。
 
 

商品のお取り扱い
 
岩田屋久留米店 新館3階 イベントスペース
9月27日(水)~10月3日(火)
最終日は午後5時まで
 
 
 
文・写真 Atsuko Ushijima
 
 

この記事へコメント

Facebookにログインすると記事へコメントできます