人と街とモノをツナゲル つながる図鑑

ファミリー

【ちっごのひとびとvol27】森の妖精 江崎和子さん

いまここを大切に、毎日を送りたい

フォンターニュの森 江崎和子さん

福岡県久留米市田主丸に絵本の中に入りこんでしまったような素敵な森があるのをご存知でしょうか。子どもたちが伸び伸びと過ごせるようにとの思いでオーナーの江崎和子さんが何年もかけて作られた「フォンターニュの森」です。(マザージャーナリスト 池田彩)

 

 

今は亡き娘とともに

「フォンターニュの森」のもともとの土地・建物は荒れ果てていて、どこから手をつけていいのかもわからないような大変な状態だったそうですが、その場所に良い風を感じたそうです。

「娘に導かれてここへ来たの。ここで娘と暮らしているような気がしているの」

実は最愛の娘さんを9歳で亡くされた江崎さん。

病院から移築してきたという素敵な建物の中には生前の娘さんの絵や版画が飾られています。

また部屋の隅には、子どもたちが居心地よく過ごせるようにと、たくさんの絵本が並べられています。

 

自然に人が集まってくる

波風の多かったその後の人生を乗り切り、たどり着いた場所であるフォンターニュ。

木々に囲まれ、自然とともに生きる江崎さんを慕う人も、いっぱい。

終活で、要らなくなったからと家具を届ける人、枇杷の葉や種を取りに来る人…。

「ブルーベリーがいい色になってきたのよ」

その声に、私たちも庭へ出て黒く食べごろになった実を摘みました。

自然の中にいると、大人も子どもも、みんなとてもいい顔をしているから不思議。

離れの「森の由佳ギャラリー」には

画家、松尾由佳さんの原画がたくさん飾られ、

カラフルな色合いとモザイクのデザインが

唯一無二の世界観を創り出しています。

森で暮らす心地よさ

かつては生花店を営むほか、数々の事業を手がけていらした江崎さんが呼び寄せられるように森へ来て、森に暮らすようになって約10年。

「いろいろあったけれど、やっぱり人生は出会いがすべて。ご縁に感謝、自然に感謝して今ここを、大切に毎日を送りたい」

と微笑む江崎さんは、年齢を感じさせない女性です。

「森は心地いいけれど、毎日手仕事、野良仕事で忙しいのよ。あれもしたい、これもしたいと次々思っちゃうの。じっとしていられない性分なのね」と、自称「夢見る夢子さん」。周囲の人々は、江崎さんを「森の妖精」と呼んでいますが、そのまんま!

美しく、魅力的に年齢を重ねられている姿は私たちの憧れです。

一緒に自然を感じよう

「お母さん大学inちっご」では毎月1回、この森で「はじめての森のようちえん」を開いています。0歳~中学生と保護者が参加。みんなが一つの家族のように森を感じながら冒険遊びを楽しんでいます。季節ごとの森の移ろい、生き物や植物、果物・・・そして子どもたちのいきいきとした姿。自然の恵みに大人の私たちが癒される時間です。皆様もよかったら一度遊びに来てください。

 

「はじめての森のようちえん」で大切にしていること

  1. 子どもはAKB(危ない・きたない・ばかばかしい)が大好き!
  2. 命にかかわることがない限り見守ることを心がけましょう。
  3. みんなで見守る 子どもたちを、みんなで見守る長屋的子育て。
  4. みんな親子、みんなきょうだい。

「はじめての森のようちえん vol6」

日時/9月17日(日)9時~13時

場所/フォンターニュの森

(福岡県久留米市田主丸町益生田2292-12)

参加費/3000円(親子一組)

限定/15組

問合せ・申し込み/090-8669-1346(徳久)

chikugosienne@gmail.com(お母さん大学inちっご)

(記事:お母さん業界新聞ちっご版2017年8月号 

ちっごのひとびと掲載)

 

【お母さん業界新聞ちっご版とは?】

①地域の子育てまっさい中のお母さんがペンを持ち発信しています。

②共感の和を作り、子育てを楽しむキッカケづくりをしています。

③手配りをしながら、孤立した子育てをなくすつながり作りをしています。

久留米を中心に毎月1万部発行。

岩田屋久留米店屋上ソライロ広場にも設置

その他、イベントも開催

○はじめての森のようちえん 次回は9月17日

○お母さん大学・子育ておしゃべりカフェ 次回は8月31日

○親子Deミュージック 次回は9月30日

 

【問・お母さん業界新聞ちっご版編集部】

090-9062-7421(池田) chikugosienne@gmail.com

 
 

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