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カルチャー

【お盆提灯でお出迎え】ご先祖様を華やかに迎える。嬉しいお盆・・・って?

盆と正月が一緒に来たよう。

おめでたいことや、何か良い事があったり嬉しい事が立て続けに起きた時、嬉しい事が重なる意味、または商売などが繁盛して人が賑やかでとても忙しい意味で『盆と正月が一緒に来たよう。』と言います。年末年始の新年をみんなで祝う正月が嬉しいことはわかりますが、そもそも、嬉しいお盆・・・って?

お盆とは、夏の暑い時期(旧暦七月)に、 祖先を大切におまつりし、その幸福や有り難さを祈る為の行事。時空を超えて、先祖と会え故郷を離れた親戚などが集まる(出会える)日々の事。嬉しいご縁を心から楽しむ、日本人の文化なのです。

お盆提灯はお出迎えの光。
先祖や亡くなった人たちの霊をまつる行事期間。お盆。日本の昔からの仕来りであり、ご先祖様が帰って来られると。盆提灯で、お知らせすると共に、優しい光でお出迎する。岩田屋新館4階にて盆提灯展示即売会開催!!

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 お盆提灯の始まりは江戸時代頃から。

元々はご先祖様や故人の霊を迎えるために、お盆初日には門前で「迎え火」を焚いていたそう。最終日の夕方には「送り火」を焚いてお送りする。これは、ご先祖様、故人の霊が迷わず行き来するための道しるべと言われています。

そして江戸時代になると、この迎え火の火を提灯に移して、お盆期間の間飾るという習慣が始まりました。最近は住宅事情もあり、火を焚けないことが多いため提灯の灯りで「迎え火」「送り火」としています。

地域によって盆提灯の飾り方も異なりますが、この筑後地域ではこの3つの提灯が主流のようです。

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①迎え提灯(むかえちょうちん)

新盆を迎える家庭では、新盆提灯として家紋入りの白張り提灯を玄関や仏前に飾ります。

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②住吉提灯(すみよしちょうちん)

円筒形の長い吊り提灯のことをいいます。博多の住吉町で使われはじめ、現在では九州をはじめ茨城県などの北関東で主に使われています。

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③行灯提灯(あんどんちょうちん)

行灯は、現代では照明器具の事を指しますが、元々手に持って灯りを灯すよう使われていた提灯のこと。
今では大きさも様々でインテリアとして使用できる提灯も。

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現代提灯 二重絵。

スタッフの岩永さんにオススメをお聞きしました。今の提灯は生地が二重になっており、光が絵柄を立体に魅せてくれる。静かに灯る提灯がデザインによって世界観を変えてくれます。岩永さんオススメはコチラ。手前には草花、奥に山水の絵柄。奥行きのある涼しげなデザインが、うっとり見惚れてしまう程の安心感をくれます。

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お部屋に合わせて大きさも様々。日常でも使える提灯もあり、今の若い世代の方々にも知ってほしい盆提灯は、仕来りを知り、ご先祖様へ感謝しお迎えをして交流していくことで、きっとココからの一年が守られていく始まりになりそうです。ご縁が深まる、嬉しいお盆、待ち遠しい・・・。
特に初盆のお迎えは、ご先祖様をご供養されるのに盆提灯は必需品。岩田屋久留米店では毎年、この盆提灯を身近に感じ、大事に守っていきたい日本の伝統を期間限定で開催。岩田屋久留米店新館4階の盆提灯展示即売会は8月11日まで。ぜひお越し下さい!

 

商品のお取り扱い場所
岩田屋 久留米店
新館4階 盆提灯展示即売会

文・写真 mellicore 中村路子

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